今週おすすめの「くだもの」と「やさい」の産地や品種、おいしい理由、豆知識など、お役立ち情報が満載!
第10号 5月19日(月) 〜 5月25日(日)
発行日 2025年05月15日
発行元 コープデリ連合会
※コープながのは対象外です
なすは5月から旬を迎え、夏にかけて最盛期を迎える夏野菜です。油と相性が良いので、炒め物や中華料理、天ぷらにもおすすめです!
ピーマンは、コープの産直産地、宮崎県JA尾鈴・茨城県JAなめがたしおさいから旬のピーマンをお届けします。
なすは、冷気と乾燥が苦手なので、ビニールやポリ袋などに入れて冷暗所や野菜室で保管しましょう。夏野菜なので、冷やし過ぎると低温障害になることがあるので注意が必要です。
ピーマンも、乾燥しないようにビニールやポリ袋に入れて野菜室で保管しましょう。カットしたものは、流水でさっとすすいでから、水気を切って袋やタッパーに入れて保存します。冷凍保存には向いていません。
なすの原産地は、インド東部といわれています。紀元前から栽培され、のちに東南アジアやヨーロッパに伝わりました。日本にはいつ渡来したのか不明ですが、少なくとも奈良時代には栽培が行われていたようです。正倉院文書には天平6年(西暦734年)に「茄子」の記載があり日本で既に栽培が行われていた記録が残っています。日本各地に伝わったなすは、それぞれの地域ごとに改良が進み、さまざまな品種に枝分かれしていきました。